気持ちの切り替えが苦手な人には、どのような特徴があるのでしょうか。
たとえば、自責の念を持ちやすく、心配性で何かしら行動することに臆病になることが挙げられます。
また、完璧主義な一面を持っているケースも多く、小さなミスが許せずいつまでも引きずってなかなか前に進めないのも一つです。
ネガティブな感情を1人で抱え込んでしまいがちで、どんどん深みにはまって抜け出せなくなってしまいます。
しかし、どんなに気持ちの切り替えが苦手でも、変えようという気持ちがあれば次第にできるようになるものです。
ネガティブな感情でいっぱいいっぱいになる前に、気持ちごとに切り替えられるよう努力してみましょう。
腹立たしい出来事が原因の場合には、何と言っても自分の気持ちを落ち着かせることがポイントです。
対人関係で腹立たしさを感じているなら、まずその人と距離を取って現時点以上にヒートアップしないように心がけましょう。
そして、可能ならば冷静に自分の気持ちを相手に伝えることで、関係性を良い方向に変化させて状況を改善できる可能性があります。
一方、悲しい出来事が原因の場合は、反芻しないことが欠かせません。
切り替えが苦手な人は、傷つけられた言葉や悲しい思い出を何度も振り返る傾向にあります。
思い出してしまうきっかけになりそうなものは片づけるなどすると良いでしょう。
見えない場所に片付けてみると少しずつ思い出すことが減り、前を向けるようになります。